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はじめに(田端健人)
福田 学:「荒れた」クラスにおける問題行動をおこさない生徒たちへの関わりについて-メルロ=ポンティの他者論を導きとした「荒れの中心の捉え直し-
大塚 類:道徳教育における子どもの自己理解と他者理解-ロール・プレイングを用いた授業に着目して-
遠藤 司:「書く」ことに関する一考察-「筆触」から「言葉」に至る過程を生きることの意味-
田端 健人:通常学級に在籍する「特別な配慮を要する子ども」の世界疎外-ハイデガーによる子どもの現存在論を導きとして-
生越 達:リストカットに隠された「同調」への抵抗-「存在の不安」の分析をとおして-
遠藤 野ゆり:電話相談でのボランティアの対話経験についての考察-非制御性に関する現象学的対話論を導きとして-
中田 基昭:相互主観性理論における自他の癒合と子どもの癒合的社会性について
山崎 瑛:対話における他者の根源性-ヴァルデンフェルスによる異他経験の現象学-
吉田 章宏:著作物(2001〜2010)一覧
執筆者紹介